研究報告会は当財団の主な事業である「てんかんの治療に関する助成および表彰事業」の公表の場として毎年3月に開催しております。
本報告会における研究報告の部では、助成対象年度3年目の研究助成対象者12名の方々により3年間の助成研究成果についてご報告いただいております。表彰の部では研究功労賞として、「長年にわたりてんかん学の進歩に著しい貢献、指導的な役割を果たされた研究者」の業績を称え授賞式をおこない記念講演を賜ります。なお、研究褒賞としては「てんかん治療に関する特定のテーマについて継続的な研究を行い、秀でた業績を挙げられた研究者又は研究グループ」の授賞式をおこない受賞報告を賜ります。毎年100名を越える先生方にご参加いただいており活発な討論の場となっております。本報告会が先生方の交流と議論をより一層深められる場となり、てんかん治療研究の進展の一助となればと願っております。
日時: 2022年3月4日(金)9:00~17:30
場所: 千里阪急ホテル 2階 クリスタルホール(Web配信による開催)
公益財団法人てんかん治療研究振興財団主催の第33回研究報告会が開催されました。
当日は130名を超えるてんかんをご専門とする先生方のご参加を頂き、無事終了することができました。
研究報告会では、2019年度研究助成対象者12名の先生方による研究成果の報告が行われた後、2021年度研究褒賞授賞式ならびに研究功労賞授賞式が執り行われました。
研究褒賞は、東京慈恵会医科大学 精神医学講座 講師 曽根 大地 先生、大阪大学大学院医学系研究科 脳神経外科 教授 貴島 晴彦 先生・大阪大学高等共創研究院 教授 栁澤 琢史 先生の2グループ3名が受賞され、それぞれの先生による受賞記念報告が行われました。
研究功労賞は、東京女子医科大学 名誉教授・立教女学院 理事長 大澤 真木子 先生が受賞され、大澤先生による受賞記念講演が行われました。
本研究報告会の内容につきましては、本年9月発刊の「研究年報第33集(2022)」に掲載しました。